年齢を重ねるほど、お腹周りや下腹のたるみは気になるもの。
しかし、お腹周りを鍛えるトレーニングとして定番の腹筋だけで解消できるかというと、実はそうではありません。
お腹周りを引き締めるためには、適切な食事制限を実践し摂取エネルギーを抑えて脂肪を減らすことも大切です。
ここでは、お腹がたるんでしまう原因や、たるみ解消の方法のほか、
引き締め効果が期待できるエクササイズをご紹介します。
お腹のたるみの原因は?
まずは、お腹周りがたるむおもな原因を見ていきましょう。
姿勢が悪い
骨盤がゆがんでいて正しく位置していないと、お腹はたるみます。
骨盤がゆがむ原因のひとつは、姿勢の悪さ。
最近は、パソコンやスマートフォンを長時間使う際に、猫背になっている方が多くいます。
猫背や首を前に突き出した姿勢では、骨盤をきれいに立たせた状態で座ることができないため、
骨盤もゆがんでしまうのです。
糖分のとりすぎ
普段の食事や間食で、糖分の摂取量が多い場合も要注意。
お菓子や飲み物の糖分には気を付けていても、果物や野菜、低脂肪食品なども、
糖分が多く含まれていることがあるため、食べすぎには注意が必要です。
たんぱく質不足
脂肪を減らすためには、たんぱく質は欠かせません。
たんぱく質は引き締まった筋肉を作り、キープするために必要な栄養素。
カロリー燃焼にも役立ちます。
また、しっかりたんぱく質をとることで、エネルギーが保たれている状態が長時間続くため、
間食も抑えられるでしょう。
適切なトレーニングができていない
トレーニングしていてもなかなか効果が出ない場合は、
そもそもトレーニング方法が合っていないのかもしれません。
冒頭でもふれたように、
お腹のたるみは、腹筋のような腹部のみを鍛えるトレーニングだけで解消することは難しいのです。
お腹の脂肪は体全体のエネルギーを蓄える部分でもあるため、
お腹以外も動かして、脂肪を燃やすことが大切です。
脂肪を減らしつつ筋肉を増やすことが大事!
お腹のたるみを引き締めるためには、脂肪を減らした上で筋肉をつけることがポイント。
もちろん腹筋も効果はありますが、筋肉は脂肪の下にあるため、
腹筋を鍛えても脂肪がついたままでたるみは解消されません。
余分な脂肪を落とすためにも、食事を見直し、筋トレや有酸素運動をバランス良く行うことが効果的です。